子供の学びのプロセスと向き合う

過剰なまでに結果にこだわる親がいますが、これでは子供は肩身が狭くなるばかりか親の期待に応えなければならないとプレッシャーを強く感じてしまいます。
子供の実力に照らし合わせて最終的に受験する学校を絞っていく過程では偏差値などの「結果」を見て判断していきますが、普段の学習において結果ばかりを気にしてプレッシャーを与え続けるのは考えものです。たとえテストの点数が良くなくても、そのことを怒ったりしては萎縮してまうだけです。
子供にとって長く辛い受験勉強をしているわけですから、そのガンバリの「プロセス」を大切にしましょう。
また答えられなかった問題に対しても、その結果をとやかく言うのではなく「どうして解けなかったのか」「どんな勉強が足りなかったのか」という、これまでのプロセスを分析しましょう。答えられた問題に対しては、それまでの学習のプロセスお蔭であり、それが正しかったからなのです。
答えられない問題があっても、その後のプロセスを見直すことで充分に正解にたどり着けるはずです。
プロセス分析は子供にはできません。親がしっかりと分析をして、これからやるべきことをしっかりと見極めましょう。

毎日の勉強が終わったら「どこが間違った?」とか「どれくらいできたの?」と聞いてしまう方はプロセスより結果ばかりを気にしているということになります。「なんでこんなのできないの?前は解けてたでしょ」というのは最悪です。そういう聞き方は、知らずのうちに子供にプレッシャーだけを与えているのです。
「今日はどんな問題が難しいと思った?」とか「3問間違えたけど週末に一緒に復習して、解けるようにしよう」と前向きな問いかけをしてあげましょう。
自分のしていることを親が応援してくれていると思えば、子供が自ら学習に取り組む姿勢を取り戻せるのです。


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受験生を持つ親の役割

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