中学数学の学習

数学の学習は、親が理系出身か文系出身かで大きく方向性が異なります。
親が理系出身であれば、入学前の学習は簡単に指導することができます。中学入試を経験した子供達にとって、中学入学直後の数学は、とても簡単で取り組みやすい科目です。

まず「正の数・負の数」の概念や、その計算から入ります。
入学までに準備しえおくことは「簡単な方程式の計算ができる」というところまでです。「簡単な」というのは入試レベルではないという話で、中学1年生には少し難しいというところまでは完成させたいものです。

英語が単語力ならとにかく数学は計算力です。計算が速くて正確なことほど、有利なことはありません。しっかりと演習をしておきます。

但し、親が文系出身であると、方程式もおぼつかない・・という事が想定されます。
しかし予め少し親が予習をすれば、なんとかなるはずです(このあたりまでは)。

方程式の応用で文章題がありますが、出題内容は中学受験で経験したものばかりです。これらを方程式を使って解くだけなので、算数が不得意だった子供以外は、すぐに対応できると思います。


[入学までに終えておくこと]
英語同様に問題集として教育開発出版株式会社の「新中学問題集(発展編)」を用意します。
入学すると学校から教科書以外の副教材として、必ず数学の問題集が配布されます。
新中学問題集(発展編)を使っている学校が、かなり多いためダブってしまうかもしれませんが、学校用と自宅用に使えば無駄になりません。

新中問を使って、方程式の計算のあたりまで終えておくと、入学後も授業の先へと予習を進めることができます。






数学問題集(中高一貫校に通い、数学のトップクラスを目指す問題集) 


これが完成すれば、中学の数学は完成したと思っていいと思います。
私が個人的に強くオススメする数学の問題集で、トップクラスを目指すなら、中学2年終了か、3年の夏までに完成させましょう。

内容は公立中学生が有名私立高校を受験する際に使用する、良問揃いの問題集です。
雑誌の増刊号なので、ご購入はお早めに!
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中学入学後の学習

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