補習塾でありながら1:3の個別授業が好評な明光義塾

明光義塾は全国47都道府県に10万人以上の生徒を抱える個人指導型の塾です。大手の進学塾とは違い、学校の補習授業も行っています。個人指導と言ってもトーマスのように1:1ではなく1人の教師(多くが大学生のアルバイト)が3人程度の生徒を受け持ちパテーションで仕切られたスペースで1コマ90分の授業を行います。授業は「今日はこういう勉強をする」と課題の意識を持たせるところからはじまり、次にテキストの例題について考え方のヒントを与えて、まず本人に解かせます。
その後、解説を行い、練習問題を解いて定着を図るといった具合です。集団で決められたカリキュラムで行うのではなく、カウンセリングにより個人のニーズに合った計画を作成し学習できるので、基礎固めを行うのには最適な塾です。

経営形態は直営教室だけではなく、地域のFCもあり、教室長という人が学習スケジュールや管理運営を仕切っていますので、相談事などは全て教室長にすることになります。
良い教室かどうかは、この教室長次第ということになりますが、だいたい大きな駅前には教室が開かれていますので、近くの教室をいくつか探して検討してみるのが良いと思います。

基本スタイルとして1:3の個人指導であるため、90分のコマの中で実際に先生から教えてもらう時間は15分〜20分程度だと考えるべきです。あとはひらすら演習を解く時間となります。受験生の場合、使用するテキストは新国私立中受験新演習を中心に使用しますが、要望があれば持込のテキストで授業をしてもらうこともできます。もちろん当サイトが推奨する四谷大塚の予習シリーズを使って教えていただくことも可能です。

自宅学習を中心に中学受験を目指す場合、どうしても解らない問題が発生します。そうした時に自由にカスタマイズできる明光義塾で聞くようにすればよいのです。宿題の量も教室長に相談して決めることができますので、子供がオーバーワークに陥ることもありません。
明光義塾なら土日にサッカーや野球をやったり、水泳やクラブ活動をしながら自宅学習で1日に2時間前後、週末3〜4時間程度のペースで学習して中学受験を目指すことができます。・・・・もちろんこの学習量では中堅校狙いとなりますが・・小学生らしい暮らしを続けられます。

自宅学習者にとってありがたい存在の明光義塾の賢い利用方法

明光義塾は昔からある補習塾に近い塾ですが、中学受験にも対応しています。自宅学習を中心にしている家庭ではオススメの塾であると言えます。
大手の進学塾で子供がオーバーワークになり、結局は偏差値もほとんど上がらず、全てを犠牲にして取り組んでいるのに結果が出せない・・・そんな生徒が全国に何万人もいるいますが、それは親が高望みをし過ぎているのが原因です。もっと・・・もっと・・・できるはず・・・頑張れるはず・・と正気を失った状態になるため、全ては子供に過剰なまでの負荷がかかっているのです。自分が小学生の頃、そこまで頑張れましたが?親から無理強いされたら何を感じましたか?
小学生は小学生らしく暮らすべきです。それが将来のバランス人間形成に最も重要なことなのです。友達や遊びを通じて小学生のうちにしか学べないことを学ばせてあげましょう!思い出を作らせてあげましょう。
当サイトでは、自宅学習で中学受験を目指してはどうか・・・を提唱しています。上位校狙いは、正直言って簡単ではありませんが、中堅クラスまでなら充分に対応できます。補完的に明光義塾などの自由にカスタマイズできる塾を利用するのです。もちろん新しい単元は塾で教えて頂きますが、定着は全て自宅で完成させます。あくまでも主役は自宅学習です。自宅で理解できない問題は全て塾で解決してくるのです。1ヶ月の学習計画も自宅で立て、それを塾に伝え授業をしてもらえます。主導権は自宅にあるのです。
各種検定や首都圏模試などの申し込みは塾で行います。その方が簡単ですし、諸々の情報も塾から得ることができます。

<明光義塾のメリット>
学習スケジュールや使用するテキスト、宿題のボリュームなど全てカウンセリング時に相談でカスタマイズが可能です。
またコマ数も週に1回を基本と決めても、追加でいくらでも授業を受けられますから、学校行事などの都合で変更、修正が電話1本でできます。お休みする場合、基本は前日までに連絡しなければキャンセル扱いになるとなっていますが、実際は直前でも問題なく変更が可能です。そのあたりも教室長によりけりですけど・・。
自宅学習を主役に据えて、塾で補強するというためには好都合の塾システムです。

<明光義塾のデメリット>
大手進学塾は華やかに見えます・・・が・・・実際は5年生後半から急激についていけない生徒が増えることで、退会者も多いのが現実です。そうした生徒の救い場となるのが明光ですが、どうしても大手進学塾のような徹底力はありませんので、物足りなく感じるはずです。中学受験生の数自体が少ない教室もあり、難関校への進学が全くない教室も多々あります。
自宅学習の補強だと割り切ることが必要です。


<費用>
小学生
週1回 10千円前後
週2回 21千円前後
週3回 29千円前後
週4回 37千円前後

教材費は別途かかりますが、無料のキャンペーンなどが随時実施されています。
※長期休暇中は別途追加コマ分の料金がかかります。

大手進学塾の進学実績に惑わされない

大手進学塾は華やかな合格実績をPRして、優秀な生徒を集めていますが、そのカリキュラムやシステムに馴染めない生徒も数多く抱えています。SAPIXなどは全体の8割が授業について行けないと言われています。日能研では偏差値で言うと30台〜70台まで幅広い受験生を集めてクラスを分けることでそのレベル差に対応していますが、成績が上がるのは全体の2〜3割程度の生徒たちだけで、入塾した時から偏差値はほとんど上昇せずに6年生になります(当然ですが全国の受験生は全員が一生懸命に勉強していますから、その集団の中で自分だけ偏差値を上げようとするなら、自分に合った効率的な学習をする必要があるのです)。
そして結局は自宅近くの他の塾へ転塾する生徒が多いのが現実です。

過去の合格実績に惑わされ「ここに行けば成績が上がるはず」と希望的観測で通塾させるのではなく、子供の性格や適正、体力や交通手段など総合的に勘案して、正しい選択をしましょう。

たとえ補習塾であっても、明光義塾あたりの会社組織で運営されている塾であれば中学受験に関する最新の情報もしっかりと備わっています。自宅学習だけではまかなえない部分は積極的にこうした個別指導の塾を賢く利用し、成績アップにつなげましょう。

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