間違いノートは実力アップのための宝物

不正解だった問題が10問あったとすると、ここまでやっても解き直しの時の正答率は60〜70%程度であるはずです。解き直しで正解できた問題は、どんどん消去するようにチェックしていきます。そして最終的に全て自力で解けるようになってはじめて実力が付いたことになります。
練習問題を解いた専用ノートは、実力アップのためのデータ集であり宝物でもあるのです。

必ず図やイラストにして構造を知る

中学受験の算数で線分図や面積図は必須です。まずこれが書けない場合、5年生後半から大変な苦労をすることになります。それほど線分図や面積図は各分野の基本的な考え方を理解する上で必須なテクニックです。

例えば差集算や相当算だけではなく、旅人算などは線分図が書けない、読めないでは基本的な理解すらできないでしょう。また教える側としても教えようがありません。
またこれらが理解できなければ、6年生になった時の様々な知識を組み合わせて解く応用問題はお手上げ状態になります。また平均や割合の基本構造は面積図を使って理解するしかありません。

必ず線分図と面積図だけは自力で書けるようになりましょう。「書く」ことよりも「読む」ことの方が容易なので、まずは図の意味を理解することからはじめて、問題を解く時は必ず自分で書いて解くという習慣をつけていきましょう。
はじめのうちは図を書くだけで時間がかかってしまいますが、気にせずに根気よくノートに書いてみましょう。慣れてきて自分なりの簡略化した図が書けるようになればベストです。

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