学校説明会のチェックポイントは?

一般的な学校説明会というのは、回数を負うごとに徐々に受験に係わるような情報を出すようになってきます。夏直後あたりでは、パンフレットを配布したり学校の理念や教育方針といったサラッとした内容となります。

しかし目指す学校によりチェックしたい項目は違ってきますので、折角足を運んだのですから、チェックしなければならない部分を明確にして出かけましょう。全体の説明会の後、個別相談を受ける学校がほとんどなので、そこで色々と質問することができます。

[第一志望]
受験までに必要な学習内容、他受験生の雰囲気、在校生の態度や職員の方の様子など。また理念や教育方針、情操教育などもチェックポイントです。

[安全校]
6年後の大学進学率は正確なものを出してきますので必ずチェックしておきましょう。特にどのような学習計画で大学受験を目指すのかなど具体的にチェックします。
また大学附属の場合は、系列校への内部進学率やそのための条件などを個別相談で聞いてくるべきです。

<学校説明会 7つのチェックポイント>
@自宅から学校までの経路と、通勤通学時間帯のdoor to doorの所要時間
A在校生の服装、挨拶、活発さなど
Bどのような生徒を育成しようとしているのか?校則は厳しいのか
C校舎、体育館などの施設全般の管理。コンピュータルーム、部室などの有無
D始業時間と終業時間。補習授業の有無やクラス分け制度など
E入りたい部活があるか。文化祭、留学制度の有無。奨学制度はあるのか
F卒業後の進路。大学進学実績

事前にチェック項目を箇条書きにまとめておくと漏れがなく安心です。


イベントにはできるだけ参加しましょう

体験学習や授業見学などを実施する学校も増えています。文化祭や運動会なども見学できます。形式ばった学校説明会よりむしろ雰囲気は伝わってきます。
無理して必ず行かなければならないという性質のものではありませんが、生徒の生活態度やイベントに対する学校の情熱を伺うには絶好の機会です。学校説明会は6年生時に参加すべきですが、こうしたイベントには5年生で参加するのが良いと思います。

偏差値だけで学校を選ぶのではなく、こうした情報を得る機会を存分に利用して人生でたった1度の中学受験を万全な体制で迎えさせるのが父母の使命なのです。

合格へのQ&A

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