合格判定テストの結果をどう見るか

合否判定テストを受ける目的は・・

@その時点での学力で志望校に対する受験資格的な学力があるかどうかを見る
A志望校の中での自分の位置を知ることができる

という2点にあります。当然ですが合否判定テストで合不合格が決定するものではないので、結果に一喜一憂することは精神安定上、好ましくありません。
例えば小学低学年までは食欲も旺盛であったりそうでなかったりと日によってムラがあるように6年生になったとは言え、まだ幼い小学生です。試験当日の体調や会場の雰囲気の問題で、結果が左右されることが多々あります。
それよりも配布される結果を集計した資料で、全生徒の正答率が60%以上の問題ができていない場合、それをしっかりと復習することが大切です。進学塾の宿題に追われてテストの解き直しもせず、放置しているのであれば、何度も受ける意味がなくなります。そういった資料を活用し弱点の補強をしていくのが賢い親であると言えます。

たった1回の悪い結果により親が子供の第一志望を断念させるような事があってはなりません。何度か回数を重ねて「届きそうだ・・」「まだこの部分が足りないね」と対策を講じ、受験日までに実力を付けていけばよいのです。多くの受験生は6年生の秋から学力を伸ばしていきます。11月、12月、1月の3ヶ月で見違えるようになるものです。それは6年生の夏までに全ての範囲を終了しますが、まだ一通り終えただけなので弱点補強や不得意分野が明確になっていません。秋から志望校対策として短期集中的な学習により一気に合格力を養っていくのです。

また合格率80%以上と判定されたからと言って、油断はできません。先述の通りライバルたちは秋から冬にかけて一気に実力を伸ばしてきます。気を緩めずに基本を忠実に繰り返す事と志望校対策(過去問の取り組みなど)をしっかり行い志望校の中での位置をキープしていきましょう。


進学相談会 関連リンク


>>合不合判定テスト(四谷大塚)

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