面接を特に重視する特殊校

面接を筆記試験なみに重視する学校はどのくらいあるのでしょうか?あるデータによると次のようになっています。

筆記なみに重視・・・・・・・・・・・12%
ボーダーライン上の振り分け・・・・43%
参考資料として・・・・・・・・・・・・52%

筆記なみに重視する学校は全体の1割強であり、ほとんどが参考程度となっています。しかしボーダー付近での振り分けがあるため、最低限の心構えだけは準備しておきましょう。

12%の学校が筆記と同等の扱いをしているため、これらの学校を受験する場合は、しっかりとした準備が必要です。こうした学校は学校独自の教育方針や伝統(宗教なども含む)を受験生が理解した上で入学してくることを強く望んでいます。こうした学校ではいくら学力があっても、学校の理念や考え方に合っていないと判断された場合は、面接点で不合格になる可能性があります。

[面接を重視する学校リスト]
<東京都>
愛国・郁文館・上野学園・神田女学園・慶應義塾中等部・サレジオ・修徳学園・成女学園・玉川学園・帝京八王子・東京立正・日本橋女学館・日出・富士見丘(WILL)・武蔵野東(AO)・和光

<神奈川>
鎌倉女子大・公文国際学園(推)・慶應義塾普通部・東海大付属相模

<千葉>
時任学園中等教育・昭和学院

<埼玉>
浦和ルーテル学院・コロンビアインターナショナルスクール・自由の森学園・秀明

<茨城>
清真学園(後期)・聖徳大附聖徳

<栃木>
白謳大足利

<山梨>
駿台甲府・山梨学院大附


面接を重視されると言ってもよそ行きの応え方より素顔のままが好印象を受けます。明らかに準備をしてきたような返答は子供らしさをPRできません。答えにつまってしまう子供に対して、面接官に親が答えてしまうのも困りものです。上手に答えられるかどうかよりも、子供本人の素直な考えを聞きたいだけです。親が立派なことをベラベラ喋っても意味はありません。親に質問がくるまでは黙っていましょう。
志望した理由、入学後にやりたいこと、小学校の自分の振り返りをしっかりとまとめることです。面接官は「良い答え」を期待しているわけではないので、はっきりと自分の考えを伝えればよいという気持で面接に臨みましょう。

>> 面接試験基本マニュアル

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