通学時間の限界は?

志望校を決める時に「教育方針・進学実績」や「学校のイメージ・ブランド」は必ず上位に入っています。これらに次いで多いのが「自宅からの通学時間」です。関東首都圏に住んでいれば大人が通勤にかかる時間が90分以上の方も大勢います。60分以内というのは「近い」というイメージかも知れません。
しかしやはり90分というのはかなりしんどいものです。地方の方には90分もかけて会社に通うなんて非常識?と思われるかもしれません。近畿圏でも通勤は60分以内と考えている人が多いようです。

中学校から高校まで6年間通う学校までの通学時間はどれくらいが限界なのでしょうか。
学校生活というのは単に学校へ行って授業を受けて帰ってくるという単純なものではありません。部活動や友達との交流も大切な学生生活の一つです。また思春期の頃は、カラダがだるかったり、異常に眠かったりと不安定な時期でもあります。

ある進学塾の説明会で壇上の方が「自宅から80分を越えない範囲で学校を選んで下さい」と言ってました。所要時間80分と言えば、最寄り駅からの時間にもよりますが電車に乗っている時間は乗り換えも含めて50分〜60分が限界だと言えます。その方の説明によると80分を超え90分になると、たった10分の差ですが、これがとても負担が大きくなるとのことでした。

ある学校側のアンケートを見ると、クラスで最も遠方から通ってくる生徒は130分以上かかっているというのです。90分以上が80%という学校もあります。恐らく人気校でそのブランドに惹かれて埼玉や千葉、神奈川から東京まで通って来ているのだろうと推測されます。
これではとても部活動などできませんね。

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通学時間は80分以内を目安に!

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